主催 グローブジャングルの想い
『カンボジアの子どもたちが教えてくれます。心から笑うしあわせ。
人に喜んでもらうことの喜び。本気で今を生きることの素晴らしさ』
私たちは、いつも心と心のつながりを大切に支援活動を続けています。
2024年10月で活動20年目になります。
「何か出来ることはないかしら」
「何かしてあげたいんです。」
って思って、カンボジアに来てくれるみなさん。
日本に帰る時には、
「私が何かしてあげられるのではなくて、逆にたくさんの幸せを教えてもらいました。」
「すごく元気をもらいました。まだまだ頑張れます。」
と、カンボジアで子ども達を一緒に過ごしたことによって、自分を見つめなおしたり、再出発をしたりする人たちと、私たちは沢山出逢ってきました。
日本の皆さんも、カンボジアの子ども達も大人たちも、お互いに自分のいる場所で、それぞれができることを頑張れる、それはとても幸せなことに繋がっていると思います。
誰かを応援するって、どっちが上とか下とか、そんなことではなくて、まわりめぐって幸せが循環して、与えたつもりが、結果自分の喜びとして得られるものの方が大きいことに気づいたります。
沢山の日本の皆さんと出逢い、仲良くなるたびに、優しさや思いやりの気持ちが大きくなり、誰かに褒めてもらうことで頑張る力が大きくなり、くっくまっ子たちは、心がとっても豊かに自己肯定感の高い子どもたちに育ちました。
子ども達の家庭環境はさまざまで、両親がいなかったり、父親がいないため母親が出稼ぎに行っていたり、親が刑務所に入っていたり…
でも、そんなことを感じさせないくらい キラッキラの笑顔で、とっても元気
この子ども達の踊るクメールダンスは、私も頑張ろうって勇気づけられたり、観た人をしあわせな気持ちにしてしまいます。
今の日本を、くっくまの子ども達のエネルギーで元気にしたい!
くっくま孤児院の子どもたちはさまざまな家庭環境によって、今は共同生活をしていますが、過去を不幸ととらえるのではなく、心から今を喜ぶことのできる幸せ。それを日本人の私たちに伝えてくれる、気づかせてくれる、教えてくれることが沢山あるのです。
小さな体でめいっぱい今を生きている子ども達との出逢いは、日本の子ども達、そして沢山の頑張ってる大人たちにも、忘れていた何かを思い出させ、そして元気を与えることでしょう。
私たちはこの20人の子供たちが大好きな、日本の皆さんが住んでいる国に連れて行って、日本を見せてあげたい。子どもたちの大半は、初めて自分の国以外の外国に行き、文化や発展をみます。世界にはいろんな人たちがいることを感じて、一つの考えにとらわれず、一つの世界にとらわれず、広い視野をもって、さらに夢を描き人生のいろんな可能性を感じてほしい。それがカンボジアの発展と日本の希望にもつながると信じています。
これからの未来を担っていく子どもたち同士が、子どもの時から国境を越えて、言葉を超えてともだちになっていたら、いつまでも世界中に笑顔の花が咲き続ける。
そう私たちは信じています。
誰かの人生を変える そんなツアーに今回もなりますように。
認定NPO法人 GLOBE JUNGLE
代表理事 森 絵美子