卒業生セイハーも一緒に日本へ行きます♪
産まれてすぐに父親を
亡くしているセイハーは、
当時お母さんと一緒に兄弟みんなで
プノンペンの集落のような場所に
移り住んでいました。
そこが、ソバン先生も育った
CLCA孤児院になります。
30年くらい前のプノンペンは、
今と景色も状況も全く違って、
これぞイメージしていた
大変なカンボジアっていう
雰囲気でした。
CLCA孤児院で育ち、
その場所が政府によって開発されるので、
移動をしなくてはならないとき、
3つの孤児院にわかれました。
その1つが、ソバン先生率いる
孤児院でした。
自分たち以外の支援が少なく、
ソバン先生もひたすた子どもたちのために
仲間のスタッフたちと共に、
日々踊りに出ている状態でした。
そこにセイハーは、
くっついていき、
そして、2011年から日本のみなさんの
応援によって、
とても安定した生活が
出来るようになったのです。
おかまちゃんだったセイハーは、
くっくま孤児院になってからも
その特技を十分に生かし、
踊りの際には、メイクから、
ヘアセットから、衣装チェックなど、
何から何まで手伝ってくれました。
また、ミシンも出来るので、
私と一緒に何着も何着も
衣装を作ったりしてきました。
お客さまでネイリストさんが来れば、学び、
美容師さんが来れば、学び
セイハーは自分の特技を仕事をするべく、
くっくまで、色々な経験をすることが
できました。
高校卒業後は、
当時アルバイトをさせてもらっていた
サロンに就職し、
現在は、ネイリストとして、人気があります。
それは、セイハーは、
日本式のネイル技術と、
おかまの彼ならではの美的センスで、
お客様の顧客を増やしています。
タイと中国人のお客様が多いので、
日本語はすっかり忘れていますが、
中国語を理解しています。
セイハーは、くっくま卒業後、
しばらしくて、伝統舞踊の素晴らしさに
魅了されます。
そして、ソバン先生と相談をし、
プロの伝統舞踊チームに入りました。
毎週日曜日に練習しています。
そこは、ほとんどが芸術大学で、
踊りを学んだり、卒業した人たちばかりです。
でも、セイハーは、
小さい頃から伝統舞踊を踊り、
その経験で仲間に入れています。
しかも、しっかりと見せどころのある役です。
そこで、今回の日本行きには、
踊りとメイク・ヘアーセットなど、
私と共に一緒に3会場の公演を
サポートしてくれます。
セイハーがいてくれて、
今回助かることばかりです。
何よりも、カンボジアの伝統舞踊が、
こうやってソバン先生によって、
引き継がれてることは、
本当に素晴らしいことだと思っています。
ソバン先生とセイハーが主役の
リアムケー物語は、
とても素晴らしいカンボジアの
伝統舞踊です!!!
大阪・名古屋・東京の3会場で踊ります!!!
お楽しみに!!!
【卒業生セイハーも一緒に
日本へ行きます♪】産まれてすぐに父親を
亡くしているセイハーは、
当時お母さんと一緒に兄弟みんなで
プノンペンの集落のような場所に
移り住んでいました。そこが、ソバン先生も育った
CLCA孤児院になります。…