NPO法人 グローブジャングル

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時代の流れと共に、
村での状況も変わってきています。

村人にお金を貸す金融業の人たちが
いっぱい入ってくるようになりました。

わずかな大事な田んぼや土地を担保に
お金を借ります。

そして、その返済が間に合わず、
両親共にプノンペンやベトナムに出稼ぎに行きます。

ベトナムは、最近ルールが変わったのか
村の近くにある小さな国境は、
昔のように村人が自由に出入りできなくなり
仕事がなくなってしまったお父さんもいます。

出稼ぎは、借金返済と自分たちがそこで食べていくのが
精一杯で、田舎の子どもやおばあちゃんに送金が出来ず
出来てもごくわずかだったり、
1年に1回や2回しか村に戻ってこれなかったり
本当にいろいろな家庭状況です。

生活が大変なゆえに、
父親が出稼ぎへ行き、
そこで、新しい家族を作ってしまう。

よくある話です。

村に残された親子は、
途方にくれてしまい、わが子をおばあちゃんに預け
母親が出稼ぎに行く。

そして、そこで新しく旦那を見つけてしまう。

これも、よくある話です。

そして、
子どもたちが学校に通えず
一緒に働くようになったり、
家庭環境の大変さから、勉強を頑張れなかったりもします。

だから、教育が大事なんです。

親たちの世代は、しっかりと学べなかった。
だから、いろんな方向へ行ってしまう。

教育はとても大事で、
だけど、
今、目の前にいる村の人たちの力になるには、
仕事を作っていくこと。

村の人たちが、
わけのわからない状態でお金を借りなくても
生きていけるだけのお金を持てるような
仕事や仕組み作りをすること。

村でのサポートの永遠のテーマです。

くっくまの子どもたちも、
卒業生も、今一緒に生活している大きい子たちも
親にお金を送ります。

自分の人生を
めいいっぱい自由に楽しく生きていく
意味の捉え方や見方は
たくさんあるけれども、

私たちは、出来ることを1つ1つ
村の人たちと一緒に頑張って前に進みたいと
いつも思っています。
 

NPO法人 グローブジャングルさんの投稿 2024年12月7日土曜日

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「人を育み、未来の笑顔を描く学び舎」
農村部の子ども達ひとりひとりがしっかりした学力を身につけ自立できるように。
人生を諦めることなく、夢を叶えるための基礎を作る手伝いをここでしたいと思っています。

子どもたちが大人になったとき、自分の知識と優しさで困ってる人を助けたり、周りの子どもたちに教育の機会を作ってあげられる、そんな未来を創りたいです。フリースクール運営のためのサポートをお願いしています。

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この記事を書いたひと
グロジャン編集部
グロジャン編集部

昔公園にあった、みんなが大好きな地球儀型のクルクル回るジャングルジム。一人で回して乗ってもなんだか楽しくない。みんなで手動で、せーの!よいしょよいしょって、みんなでグロジャンに乗って回して自然と笑顔になる。肌の色とか、年齢とか関係ない。みんなで乗ろうよ!みんなで回そう!そんな想いがこめられた名前、それがグローブジャングルです。

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