ある村の学校
今日は、ある村の学校を訪ねた。
プレイクラン村から
車で、約1時間くらいの場所にある
村の小学校。
アンコールワットのようなお寺の
すぐ側にある、公立小学校だ。
子ども達は、
今にも崩れそうな校舎の
小さな教室の中で、
ぎゅうぎゅうに座って勉強していた。
校舎が足らない為、
ここも使ってるという。
雨の時は勉強できず
風のある日は危険なため
勉強できないとのこと。
今、この建物の中に居ること自体
すでに危ないと思うのは
私だけだろか?
校舎が歪んでるせいか
机も椅子も、斜めになったままだ。
しかも
2人掛けの椅子には4人座っている。
狭い教室は、人数のキャパを
はるかに超えていた。
カンボジアのこの暑さの中
室内で
酸素は足りているのか心配になる。
それでも
にっこり笑って手を振る子どもたち。
見学させてもらいながら
「こんにちは♪」と
「ありがとう!」の
日本語を教えてみた。
初めての言語なのに
みんな楽しそうに
大きな声で復唱する。
何度も繰り返していくと
子どもたち!
どんどんボリュームもMAXに!!
もぅ!!最高の瞬間だ!!!
カンボジアの子ども達は
いつも全力だ!!
一度、カンボジアに来ると
皆んなが病みつきになるのは
このエネルギーが原因かもしれない(笑)
私はカンボジアに住んでいるが
今でも毎回、
このエネルギーに
ノックダウン!させられている(笑)
そんな子どもたちが
一生懸命に勉強するこの学校は
国からの援助がなく
修繕費は
隣りにあるお寺からの寄付や
学校に通う父母達、近隣の人々の協力
で賄っているという。
‥が、追いついてないのだろう。
農村部では、
学べる環境すら
まだまだ安定していないのが現実だ。
自分に出来る事は無いのか?
‥無力感を感じたその瞬間
「この身体を半分にしたい!」
と、思った自分を本気で笑った。
今では、
日本語を教えたい子どもたちが
増えていく毎日。
一緒に笑い合える未来を信じて
進んでいこう!!
By:プレイクラン村日本語教師 ふみえ
今日は、ある村の学校を訪ねた。
プレイクラン村から
車で、約1時間くらいの場所にある
村の小学校。アンコールワットのようなお寺の
すぐ側にある、公立小学校だ。子ども達は、
今にも崩れそうな校舎の
小さな教室の中で、
ぎゅうぎゅうに座…