スライム作り
学生団体ONE LIFEの9.10代目のみんなが なんと総勢50人で カンボジアに来て…
カンボジアでは、今にも壊れそうな校舎や青空教室で勉強している子どもたちがいます。
また、年々生徒数が増え教室が足りずに、80人近い生徒で1クラスだったり、大きな部屋を2つに分けて勉強をしている子どもたちもいます。
カンボジアにはもともとたくさん先生たちがいました。
しかし、ポルポト時代に多くの先生たちが殺され、学校も機能せず、子どもでさえ働かざるをえない状況が当たり前でした。その結果、当時は文字の読み書きができない人たちがほとんどでした。
最近は少しずつ読み書きができる人が増えてきたおかげで、子どもたちを学校に通わせ、教育を受けさせたいと願う大人たちが増えてきました。
自分の国の言葉の読み書きや算数ができるようにと、今まで以上に教育は大切だと考える親たちも増えてきました。
また、カンボジアの発展に伴い首都プノンペンでは仕事をする際、高校卒業の証明書が必要になってきています。学校に通えることは、将来の自立にも大きく関係してくる時代になったのです。
そして、自立はもちろんのこと、安心して勉強できる教室で先生や友達と一緒に勉強できることは、成長していく過程でとても大切なことです。
カンボジアの先生のお給料は月100$以下でしたが、現在では政府の給与見直しにより月300$くらいまでにはなりました。ただ先生たちにも守るべき家族がいて、お給料で家族の生活を支えていくのは本当に大変です。
でも、そんな中、毎日学校に来て頑張っている子どもたちに、少しでも将来が明るくなるようにと、一生懸命勉強を教えています。そんな先生たちや校長先生、子どもたちの願いを建設プロジェクトでは一緒に叶えてあげたいと思います。
もともと公立小学校・中学校として運営が行われており、廃校になっている校舎や倒壊の恐れがあって壊した校舎があるところ、子どもたちの増加に伴い教室が足りないところに学校建設をします。
また、校長先生をはじめ、先生たちの頑張りも確認します。各教室を見ると、いろいろな教材を工夫している先生や飾りをきれいに作っているクラスなどあります。しかし、学校によってはごみだらけだったり、学校の教育姿勢がふさわしくない場合もあります。
どのような学校かを見極めるために、学校の調査はとても厳しく行いますが、未来あるカンボジアの子どもたちのために頑張ろうとしている想いのある学校や先生たちを探しています。
学校建設の流れ
①学校から依頼書が届く
②実際に私達が現場へ行き、校舎などの調査と先生とのミーティングを行います。
③支援者さん決定後、建設スタート。
④完成するまで、随時建設の様子をレポートでお伝えします。
⑤校舎完成。
⑥落成式を学校の先生や子どもたち、村の人たちや大臣たちと行います。
4教室・・・約570万円
5教室・・・約670万円
6教室・・・約770万円
図書館・・・約250万円
※為替レートにより変動がありますこと、ご理解くださいませ。
2006年
プレイクラン村に学校を建設し、開校式を実施
2010年
公立小学校1校建設、プレイクラン村の学校改築
2011年
公立小学校1校建設
2012年
公立小学校2校を建設