NPO法人 グローブジャングル

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こどもをツアーに参加させた保護者の声

スタディツアー

りんたろうが無事に帰国しました。
今回お世話になった、本当に沢山のみなさん、
もう、感謝と尊敬の気持ちで胸がいっぱいです。ありがとうございました!

沢山の素敵な大人と出会い、
最高の仲間と家族が出来た息子。

本当は、すごく不安で寂しかったと思う。
子どもなりの色んな理由をつけて、どうにか行かないでいいように仕向けてきた事もあった。

宿題まだ残ってるしなー。とか。
美穂子もカンボジア行きたいって言ってたやん、もうちょっとお金貯めてから一緒に行ったらもっと楽しそうじゃない?とか。笑

それでも、1人で送り出す事に意味があると信じて良かった。

毎日、スタッフの皆さんから送られてくる沢山の写真や動画を見るたびに、緊張した顔から日に日に変わっていく様子が分かり、とにかく嬉しかった。

日常に戻り
甘えたり、ワガママになったり、兄弟喧嘩もするけど、それでも心の根っこの部分に今回経験した気持ちを持って生きていってくれれば、もうそれ以上の事はなにもない。

本気で笑い、肩を組み合った沢山のともだちと
の思い出は、きっとこれからの彼の人生の自信に繋がるはず。

10日間、本当によくがんばりました!
サポートしてくださり、出会ってくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました!

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~~後日談~~2023年4月

「ママか兄ちゃんも行くなら、私も行きたい」
こどもサマースクール参加者募集の話を娘にしたら、こう返事がきました。

以前こどもサマースクールに参加した事のある兄は
「絶対にママは居ない方がいいで!」と鼻で笑いながら一言。笑

「なんでよ!ママと行きたいねん!」
と言う妹に対して

「アレはこどもだけやから楽しいねん。
こどもだけでホテル、こどもだけで買い物、夜はウノとか人狼してめっちゃ楽しいで。はじめはホンマにさみしいけどな。」と。笑

「ほら!絶対さみしいやん!ホテルも買い物もママとがいい!」
そう言う妹に対して

「工作好きやんな?ダンスも得意やんな?料理も得意やん。
それ、めっちゃ活かせると思うけどな~。こどもだけで色々考えてお祭り作ったり、チームごとに色々ミッションがあって、クリアしてサバーイを集めたらいいことあるし。料理もするしな。俺は絶対向いてると思うし、カンボジアにも友だち出来るし、お姉ちゃんも妹もいっぱい出来るで。」

そう言われた瞬間、娘の目が変わり
「え、楽しそうかも」と言いはじめた。

お兄ちゃんに何が一番楽しかった?
と聞くと
「ナイトマーケットでの買い物と、アンコールワット遺跡でサルが屋台の果物盗んで、カンボジア人が自家製のパチンコで果物取り返したのを目撃したこと。」だそうです。

これを聞いて、
せっかくカンボジアまで行って
もっとなんかこう、感動的なエピソードじゃないの?と一瞬頭をよぎったけど、あぁそうか、これがリアルか。と妙に納得してる。どこかで特別視してる親の自分がいたんだってちょっと恥ずかしくもなった。。

「これはカンボジア人が作ってくれたカバン、欲しかったから買った」
「これはナイトマーケットでお金足りなくて安くしてもらった腕時計」
「カンボジアのこども達って、裸足でサッカー出来るねん!」
「大雨でホテルの中まで水浸しで、みんなでホウキで水出してんけど、まじでやばかったで!」

そう話す息子にとって
カンボジアとか、カンボジアのこども達とか、別に何も特別じゃなく、何の境界線もないんだなって感じました。

それって、めちゃくちゃ素敵な事なんじゃないかなと思ってる。
それは、家族で海外観光に訪れたからじゃなく、グローブジャングルが企画する超リアルでボーダーレスで、こども達の力を信じてくれるツアーだからこそだなと本当に思います。

今年は妹がツアーデビューかな??
グローブジャングルさん、その際はよろしくお願いいたします!笑

最後に。
お兄ちゃんにこれからこどもツアーに参加しようか悩んでる子に伝えたい事はある?って聞いたらこう返ってきました。笑

「こどもには特にないけど、お母さんとお父さん達に「こどもは結構なんでも出来るから、信じてください。っていうか信じた方が成長出来ます」くらいかな」

って、お菓子食べながら言ってます。
現場からは以上でーす。

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第1回こどもサマースクールに参加したりんたろうと
妹のふうこのやりとり。
もぅ涙で読めない。笑

今でもはっきり覚えてる。
りんたろうのプノンペン空港に降り立った時の緊張しきった
ホームシック直前だった顔。

でも2日目の途中から
まったく表情が変わった。

それは
同じツアーに参加してる
かっこいいお兄ちゃん達への憧れだったかもしれないし
自分より小さくて参加してる子達の前で
カッコ悪いところ見せられないという
男のプライドだったかもしれないし
ただツアーが楽しくなって来たのかもしれないし
そのきっかけはりんたろうにしかわからない。

でも
りんたろうは
帰国する日には
“みんなと離れたくない”
と号泣するくらい楽しんでた。

さらにこのツアーに参加して自信を手に入れて
日本に帰国してから
ダンスを本気でがんばりだしたり
今までだったらチャレンジできなかったようなことに
“僕ならできる!”
って飛び込んで行けるようになった。

そんな子どもたちの成長が
本当我が子のようにうれしい。

美穂子の文章の
一番最後のりんたろうのセリフ。
ツアー中のりんたろうの不安そうな顔から知ってるからこそ
あんな泣きそうな顔してたくせにって言うちょっと突っ込みたくなる気持ちと
そんな風に言えるようになったなんて
本当成長したなぁっていう嬉しさが入り混じって
ちょっと笑いながら泣けてくる。

ひとりでも多くの子どもたちに
この経験をして欲しいなと思っています。

report : えりこ

スタディツアー

観光だけでなく、私たちの支援先の子どもたちと、とことん遊ぶツアーです!
心が震え、人生が変わっちゃったと、リピーターが続出しているグロジャンツアーは、毎年8月と12月に企画しています。年齢も国籍も超えて、みんなが笑顔になれるツアーです。スタディツアーの他にも、くっくまツアーやサークル研修旅行、社員旅行などなど、それぞれの目的に沿った企画ツアーも、随時行っています。さぁ、あなたもカンボジアへ!

スタディツアー
この記事を書いたひと
グロジャン編集部
グロジャン編集部

昔公園にあった、みんなが大好きな地球儀型のクルクル回るジャングルジム。一人で回して乗ってもなんだか楽しくない。みんなで手動で、せーの!よいしょよいしょって、みんなでグロジャンに乗って回して自然と笑顔になる。肌の色とか、年齢とか関係ない。みんなで乗ろうよ!みんなで回そう!そんな想いがこめられた名前、それがグローブジャングルです。

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