先日クラチエ州へ視察に行った時のこと。

車を走らせている途中
ふと道路脇を見ていると
空き地のようなところで
制服を着て遊んでいる子どもたちがいました。

学校の時間に何をしているんだろう？
と思ってよく見ると
その先に少し大きめな家かな？と思う
建物がありました。

そこは小学校でした。
学校だって理解するのに少し時間がかかるような建物でした。
その学校に立ち寄って
色々話しを聞くと
校舎が足りなくてお寺も間借りしたりして
勉強していることがわかりました。

ここは僻地にあって
近くには他に学校が全然ありません。
ここに通う多くの子どもたちは
お父さんお母さんが
日雇い労働で得た少ないお金の中からガソリン代を使って
毎日バイクで送り迎えしているそうです。

お父さんお母さんは
そうしてでもこの学校に子どもたちを通わせて
勉強させてあげたいと考えています。

今は乾季ですが
雨季になってしまうと雨漏りとトタン屋根の雨音で
授業をすることができなくなってしまいます。

勉強したい子どもたちのため
勉強させてあげたいと思ってがんばってるお父さんお母さんのために
しっかり勉強できる環境を整えてあげたいと思っています。

カンボジアではまだまだ
地方に行けば行くほど
学校や教育関係施設が足りていない場所に出会います。

学校建設にご興味のある方、ご連絡お待ちしています。

report : えりこ