インターン生 みゆの想い
3回目の授業が終わりました。
今回は、
授業とは少し離れてしまいますが、
ココナッツスクールに通う
子供たちの様子を
パパママさんと共有させて
いただきたいなと思います。
私はココナッツスクールに
初めて来た日、
子供たちが乗る自転車の
あまりのボロボロ具合に強い衝撃を受け、
それ以来、
子供たちの現実を
少しでも知れたらという想いから、
子供たちの登下校に
ついていかせてもらうようになりました。
この日は、
家から学校まで
往復1時間半かかる
3年生のバウ君のお家でした。
バウ君の自転車は、
サドルもペダルもグラグラで、
支えるパイプも
飛び出してしまっているような、
とても子供が長時間乗れるような物では
ありませんでした。
そんな状態の自転車を45分も
漕ぎ続ける小さな後ろ姿は
当然衝撃的でしたが、
私が更に驚いたのは、
バウ君が今1番ほしいものに
「将来の夢」と答えたことでした。
その瞬間、
グロジャンのホームページに、
「毎日3食を食べ、
学校に行くことが出来るようになると、
子供たちは夢を語るようになりました。」
という一文があったことを
思い出しました。
子供たちは、
最低限の暮らしが
安心して守られる日々が続いて、
はじめて、その先のことを
考えられるようになるのかもしれません。
子供ながらに
現実を見て生きているバウ君の
真っすぐな瞳に
とても考えさせられました。
また、私たちが
当たり前のように将来の自分を
思い描けることは、
実はすごく贅沢なことなんだと
初めて気付かされました。
そして、パパママさんに
お伝えしたいです。
どこのお家へ伺っても、
ご両親や親戚の皆さんは必ず
「パパママ大作戦に本当に感謝している」
「うちの子供は本当にラッキーだ」
「子供にチャンスをくれてありがとう」
と何度も何度も皆さんへの感謝を
伝えてくださいます。
子供達はもちろんですが、
教育を受けられることの
有難みを知っている大人たちだからこそ
出てくる重みのある
言葉の数々だと感じました。
皆さんの支援は、
村の希望になっています。
国を超えて、
家族のように我が子と繋がる皆さんは
本当に素敵だなと
日々実感しています。
私も、子供たちが
安心して大人になれるように、
大人になることを楽しみだと
感じてもらえるように、
自分にできる支援の形を
考えていきたいです。