自分の人生が変わる時
ココナッツスクールのあるプレイクラン村のサエン。 17歳。高校2年生。 お父さんもお母…
サエンがプレイクラン村に帰ってきました。
日本でお世話になったみなさん、本当にありがとうございました。
さっそくココナッツスクールのこども達に、
サエンが日本でどんなことを感じたのか話してもらいました。
サエンの想いが言葉になって溢れ出て、止まらない止まらない。
日本の街や建物のきれいさ、教育の素晴らしさ、保険制度のこと、人々が助け合って生活してること、
サエンの目から見た日本をたくさん伝えてくれました。
サエンはこども達に言っていました。
『日本はどこに行ってもゴミひとつ落ちていなかった。
誰かに命令されたり、お金を払うだけではそうはなれない。
それは国民のひとりひとりがお互いのことを思いやって生活してるから、なり得たこと。
僕達も自分のことだけ考えるんじゃなくて、お互いのことを思いやって、尊敬し合える国を作っていかないといけない。』
『日本人はいつも頭を下げて、挨拶をしてた。
カンボジアにも手を合わせる素晴らしい挨拶があるんだから、普段から挨拶をもっと大切にしていこう。』
『日本人はみんな教育を受けていて、文字の読み書きができない人がいなかった。
家族や貧困のせいにして、勉強を諦めてはいけない。
どんなに貧しくても一生懸命勉強を続ければ、将来貧困から抜け出すことができるはず。』
最後にサエンが言ったこと。
『日本は本当に素晴らしい国で、僕達の国とはものすごい差があった。
でも、ひとりひとりみんなが少しずつ意識を変えたら、その差を少しずつ埋めていくことができる。
じゃあ僕達にすぐにできることは?
今日と明日、まず村の中のゴミがひとつも無い状態を目指そう。』
それを聞いて、
こういう子がリーダーになって
カンボジアをつくっていくんだな。
どんな素敵な未来がまってるんだろう。
と思いました。
サエンの目に映った日本という国が眩しすぎて、
そんな素晴らしい日本人として自分は生きてるのか。。
ってちょっとドキドキしてしまうけど。
日本でサエンを迎えて下さったみなさんのおかげで
サエンやその周りのこども達に
新しい風が吹いています。
コマニーのみなさん、サエンと出会ってくれた皆さん、
本当にありがとうございました!!
「本気の自分にドキドキする」
私は孤児院育ちだけど、貧しい人を助ける為に医者になりたい。
スラム出身のボクだけど、大学で建築を学びたい。
彼らが抱いた夢。私たちが前団体で、ちびっ子の頃から支援を続けてきて、成長した彼ら。
未来に向かって頑張っている支援選抜チームの子どもたちの夢を応援するプロジェクトです。
そんな未来につながる、子どもたちの希望の詰まった夢と本気の想いを
みなさん一緒に応援しませんか?